今年は、新年から災害に見舞われた地域もあり、
ざわざわとしたスタートとなりました。
特にこの時期に、しかも雪の降る地域で起きたこともあり、
ニュース報道でも被災なさった方の大変な生活は
うかがい知ることができます。
被災していないエリアでは、少しでもできることをという行動とともに、
私たちも健康に過ごさなければと思う日々です。
テレビニュースなどで、被災なさった方が「お風呂に入りたい」
「一週間ぶりのお風呂ですっきりした、あたたまった」
「お風呂に入れてありがたい」とおっしゃっているのを見て、
あらためてお風呂の大切さを感じています
お風呂に入った方がいいのはわかっているけど、
面倒でついつい、、、なんていうのは本当に贅沢な怠けグセだと
思ったので、お風呂効果について、あらためて。
お風呂に入る、入浴することは、身体と心に様々な効果をもたらします。
まず、温熱効果。お湯に浸かることで血管が広がり、
体内を巡ることで、新陳代謝が活発になります。
副交感神経が優位になり、体を修復したり、筋肉が緩み、
過敏になった神経も抑えられ、リラックス効果することができます。
次に水圧の作用。
湯船につかり、体全体に水圧がかかることで
足のむくみの原因になるような、滞った血液やリンパを押し戻したり、
流れを良くしたりして代謝が活発になります。
浮力の作用で、重力から解放され、関節や筋肉の緊張がゆるみます。
腰痛の方とかは湯船につかると楽になりますよね。
体だけではなく気持ちも解放されるのではないでしょうか。
そして、もちろん清浄効果。
体が温まり、毛穴が開くことで、皮膚の表面にある汚れや皮脂を
流れ落としてくれます。
そうそう、入浴は睡眠の促進効果も。
お湯に浸かることで体温が上昇し、その後急速に下がると
入眠作用があるのだとか。
もちろん、リラックスした状態で眠ることができるので、
質の高い睡眠を得ることも。
私は、この寒い時期のお風呂は薬湯風呂。
生薬を入れてのお風呂で、体を芯から温めています。
冬は、天然漢方スパハーブの中から『玄武ゆ』をチョイス。
亀田利三郎薬舗 天然漢方スパハーブ「玄武ゆ」792円税込
玄武は六神(中国で古くから信じられてきた四方角の守護神、青龍(東)、
白虎(西)、朱雀(南)、玄武(北)の四神に上下の勾陳、騰蛇)
の中で、「北」を意味します。
玄武ゆは寒い冬の養生をしっかりサポートしてくれる、
あたためる力、「血」「気」を巡らせる力のある生薬、
トウキ、センキュウ、チンピ、高麗人参が入っています。
玄武ゆ 当帰(トウキ)、川芎(センキュウ)、陳皮(チンピ)、高麗人参がたっぷりと
冬の養生は、春の健康につながります。 寒さの厳しい今の季節、
まずは体を温めることをこころがけ、お風呂で次の季節の準備をしましょう。