京都夏の風物詩「五山の送り火」

京都夏の風物詩「五山の送り火」

お世話になります。
亀田利三郎薬舗です

 

京都の夏の夜を彩る伝統行事「五山の送り火(ござんのおくりび)」は、
毎年8月16日に行われる精霊送りの行事です。


お盆に戻ってきたご先祖様の霊を再び送り出すため、
京都の東西・北の山々に「大文字」「妙」「法」「船形」「鳥居」「左大文字」の五つの火文字が順に灯されます。


その神聖で静かな火の光は、華やかさよりも凛とした美しさがあり、
年齢を重ねたからこそ深く感じられる“心に沁みる京都の風景”と言えるでしょう。

この五山の送り火のうち、「大文字」「妙」「法」「船形」「左大文字」と、
数多くの送り火を見渡すことができる貴重な場所のひとつが、京都市北区にある「船岡山公園」です。
標高約112メートルと小さな山ながら、
市街を見下ろす山から数多くの火床を見渡せることで知られ、知る人ぞ知る人気のビュースポット。



点火時刻が近づくと、空がほのかに朱に染まり、
夜の静けさと共に山に灯る文字が浮かび上がる――そんな幻想的な光景を、自然の中で静かに味わうことができます。

五山の送り火を観賞する前に、心と体を整える時間を過ごしたい方におすすめなのが、
船岡山公園の近くにある「亀田利三郎薬舗」です。


明治から続く老舗で、自然素材にこだわった養生茶irodoriや、
漢方の叡智からアプローチした和漢シートマスクなどが揃い、
夏の疲れを癒すのにぴったり。


五感が整うような穏やかな空間で、自分の体と向き合う静かなひとときを過ごしてから、送り火の夜を迎えるのもまた風流です。

夕方前に亀田利三郎薬舗を訪れ、癒しのお買い物を済ませた後、徒歩またはバスで船岡山公園へ。

ゆっくりと坂を登り、山頂で心静かに火の点灯を待つ。
その時間そのものが、忙しい日々から離れて“自分に戻る”ひとときになるはずです。
大人の女性にこそおすすめしたい、京都の夏の過ごし方です。

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