【息切れ】──「疲れのサイン」を見逃さない、呼吸のメッセージ

【息切れ】──「疲れのサイン」を見逃さない、呼吸のメッセージ
階段を上ったときや、少し急いで駅まで走ったとき。以前より**「息が上がる」
「胸のあたりがつかえる」**ように感じることはありませんか?
30代、40代、そして50代と、私たち女性は仕事や家事、子育て、介護など、
いくつもの役割をこなす中で、
常に時間に追われがちです。

毎日頑張っているからこそ、知らず知らずのうちに体に力が入ってしまい、
浅い呼吸になってしまっているかもしれません。


 

そんなときこそ、意識して「深く吸って、ゆっくり吐く」ことを試してみてください。
特に夜の入浴後や就寝前に、背筋を伸ばして数分間の深呼吸をするだけで、
副交感神経が優位になり、心身の緊張が和らぎます。

夜の眠りの質を高める「4-7-8呼吸法」でもリラックスのきっかけにいかがでしょうか?
特に夜の入浴後や就寝前に、数分間行うのがおすすめです。

姿勢を整える: 背筋を伸ばし、肩の力を抜き、リラックスできる体勢をとります。
息を吐ききる: まず、肺の中の空気をすべて吐き切ります。

吸う(4秒): 鼻からゆっくりと息を吸い込み、お腹を膨らませながら4秒数えます。
止める(7秒): 息を止め、体の感覚に意識を集中しながら7秒数えます。
吐く(8秒): 口から「フーッ」と音を立てるように、ゆっくりと8秒かけて息を吐き切ります。

この呼吸を数回繰り返すことで、自然と副交感神経が優位になり、心身の緊張が和らぎ、質の良い眠りへと誘うサポートになります。

冷たい飲み物ではなく、温かい食事やお茶をゆっくり味わう時間を作りましょう。
特に朝一番に温かいスープや白湯を飲むことは、体を目覚めさせ、
自律神経を整えるサポートになります。
冷やさない工夫: 夏でも冷房の効いた部屋では、
羽織りものや靴下などで足首・手首・首元を温め、体温を保つよう意識しましょう。



「息が浅いな」と感じたら、それは体が「少し休もう」と伝えている合図。
息切れをきっかけに、自分のペースを取り戻すことが、健やかな毎日への第一歩です。

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